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help リーダーに追加 RSS ■「Gee 2wo×チャボの対談」(KEYPLE/1985年)

<<   作成日時 : 2008/06/22 03:44   >>

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■楽器じゃないよ、センスだよ。大事なのは。

―いうまでもなくの、King Of R&Rである。RCサクセションの代表、ギターのチャボ。キーボードのGee 2wo。このバンド、キーボードがギターを弾く。そして、ギタリストもビアノを習っていたという…―

チャボ「オレだって、バイエルからやりました!ピアノの先生がね、幼稚園の美人の先生だったの。それで、習っていたのに途中で、「きょうから、わたしです」っつって、その美人の先生のおふくろ。一瞬にしてめげたぁ、やおら、お母さんが出てくるんだもの」

Gee 2wo「不純な理由だ(笑)」

C「あのままやっていれば、坂本になっていたかもしれない(笑)」

G2「僕は、高校の頃からギターに憧れてたんだけど、たいして弾けなかった。
ちゃんと、やり始めたのって、いつぐらいからだったかな」

C「結構、ここ3、4年だよね」

G2「そうだね。チャボに教えてもらったりして、お世話になってます(笑)」

C「僕が、運指を教えています(笑)でも、違う楽器やってるやつが弾くギターって、全然違うね。G2にしても、キーボード感覚っぽいとこで固執するフレーズとか運指ってあんのね。それが独特の味になってて、すごく面白いのね」

C「キーボードで、チョーキングはできない。まぁ、それもいえる。それでは徐々にいってみようか。なかなか奥深いものがありそうな気はする」

―ボーカル・バンドは歌がメイン。それをサポートするのだ―

G2「僕はどっちかっていうと、発想がギターっぽいみたい。色んなバンドを見てると、キーボードの人が自分とまったく違うことやってたりするから。RCに入ったころ、僕、クラビネットを使ってたんだけど、あれってわりとギターっぽい音でしょ。だから、サイド・ギターの代用として考えていたせいかな」

C「今は、立ちっぱなしで、キーボート弾く人って多いけど、G2は昔から、ずっとそうだったしね」

G2「もう座って弾けなくなっちゃったもの。ホントに(笑)」

Q:G2のキーボードは、パーカシップでもある。そのへんがギターとのコンビネーションの妙を生むのかもしれない

G2「でも、それぞれのパートの絡み合いは成り行きだよね」

C「そうだね。曲を練習するとワッとやってみて、清志郎が「ちょっと、ギターがうるさいから、そこはもう少しないほうがいいんじゃない?」とか、「ここはもっとキーボード出ようよ」とか、そういうことはあるよね、もちろん。やっぱり、ボーカル・バンドは、絶対に歌が大メインだから」

G2「あと、考え方としては、ボーカルがひとつの楽器としてとらえられることもあるのね。お互いに目立ってってるんだけど、邪魔しあわないような感じってあるでしょ。そういうのをなるべく考えるようにはしてるんだけどね」

Q:ここで、再び、キーボードとギターの事に戻る。この楽器の存在形態はまるで違うように思える

G2「確かにそのへんは大きいね。だから家にいる場合は、ギターばっかり弾いてるよ(笑)でも、生ギターって弾けない、辛くって(笑)やっぱり、生ギってエレキとは、全然違う楽器だよね」

C「そうだね」

G2「でも僕らが弾くエレキと生ギは違うけど、チャボなんかは、わりとそのへんの接点てあるかもね(笑)」

C「うん、最初そっちだったからね。リバプールサウンドとかさ。だけど、生ギの音もいいよね。あんまり美しくやるのは好きじゃないけど、バババババーン!とやるのがいい(笑)

Q:キーボードとギターの違い…。ますます問題の根は深まってくる。特に、G2が自分の事をギターっぽいと言うもんだから…

C「キーボードとギターの違い、あった、あった。キーボードの人は、腱鞘炎(けんしょうえん)になります(笑)」

G2「(笑)、そうか」。

C「ギターはそういうのないもんね。タコができるくらいで。ただ、レスポールは重いね。あれは、ほんとに重たい。2時間ぐらい持ってると、背骨が痛くなるもん」

G2「あれは、ほんと、そうだね。でも、僕も昔は腱鞘炎とかあったけど、もうないみたい。高校の頃かな、薬指とか、とくに動きにくい指ってあるでしょ、それを無理矢理動かしてたから、その時はなったけど。本当は、そういう練習方法ってよくないんだけどね」

Q:G2の使用機材は全部で…。1台。DX−7のみ!!

G2「もうね、いっぱい使うのがイヤになっちゃった。機材に囲まれているのもイヤだし、狭いところが嫌いなの(笑)DXを使って、かれこれ1年かな。あれは、音が無限にできそうだね。この1ヶ月近くかかって、生ピの音を作ったんだけど、CPよりいい音するよ、自慢じゃないけど(笑)」

―シンセは持ち主によって出る音がまったく違う。生ピは基礎テク(プラス、マインド)シンセは、音作りが命、かな―

G2「でも、わりと普通のピアノ弾くような感じで、シンセも使ってるから」

C「でも、オレなんかにしてみれば、とんでもないことをしているように思えるのね。わかんないからさ(笑)どういう頭の構造してだ?みたいに思っちゃうけど、G2なんかからしたら、結構、普通の事なんだろうね、たぶん(笑)」

Q:ギターという楽器の奥深さとキーボードの奥深さは、その手段においては異質なものなのかもしれない

C「ギターも深いですね。これはものすごく深い。特に、このフルアコは、ここ(幅)が深い(笑)ギターも、どっちかっていうと、1台をずっと弾いていたいね」

G2「ギターは特にそうだね。やっぱり、1台の楽器から出る音の幅っていうか、音の表情がギターってすごくあると思う。生ピアノなんかもそうだけど」

C「ギターみたいにシンセにも結構、その人のクセって出るみたいね」

G2「うん、出るみたい」

―ギターもキーボーも高ければいいってもんじゃない―

Q:G2が高価な機材でなくても、十分に対応できるというように、その点では、ギターもイコールなんだろうか?

C「そうかもね。上手い人が弾けば結構、どんなのでも鳴ってくれるんじゃないかな。ただ、人に自慢するにはいいよね。高いのを持ってると(笑)あと、マニアの人は欲しがるかもしんないね、何年型とかさ」

G2「安物でも結構、アタリはあるよね」

C「あるある」

G2「だいぶ前に、僕が練習用にって買った1万円のがすごく良かった(笑)みんなに、取られそうになったもんね。春日のハッちゃん(春日博文)が「いいなぁーこれ、譲ってくれよ」って、言ったぐらいだから」

C「あれはいいよ。オレも欲しい」

G2「ホントにアタリだった。でも、こういうのって、めずらしいかもしれないね」

C「オレが今まで1番愛着を持ったギターは、最初に買ったテスコのセコアミだった。丸井で月賦で買ったの。もう壊れちゃって、どっかいっちゃったけどさ。あれには、思い入れがあったね」

―ギターへの思いキーボードへの思い―

C「トラブった時とか、このヤロー!って思うね。やっぱり、つい八つ当たりしそうになって(笑)

G2「蹴飛ばしてやろうかと思うもんね(笑)

C「なってくれた時は、いいヤツだなぁって思うし」

Q:素人考えで、不思議。同じ楽器なのに、鳴ってくれる時と、鳴ってくれない時があるのか

C「でも、それって、結構、言い訳で、単に自分がミスしただけだったりするもんだけどね(笑)」

G2「あるね」

C「会場の違いとか、自分の精神状態とか、色々あるんだろうけどね。でも、オレ最近さ、凄くギターが好きになった。すごく弾きたいと思う」

G2「僕は、ギタリストがギターに対して抱いているほどの愛着は、キーボードに感じないんだよね。実際、キーボードって、結構、冷たい楽器だと思うよ。こっちから、ある程度わかってないと音が出ないし、それで色んな可能性があるでしょ。だから、常に憎たらしいね、存在としては」

―ステージ・アクトのその裏には、冷めたチェックの眼が光る―

C「かーならず、全体を見てます。とくに、シードル踏まないように気をつけてますね。清志郎がコードレスのマイクを使っている時はラクだけど、スタンド・マイクをグルグルやるでしょ、ああいう時は注意しないと」

G2「よくあるんだよね。僕もショルダー使ってた頃、自分のシードルに紙テープがからまっちゃって、ダンゴになって身動きとれなくなったことがあるもの」

C「でも最近は、ほとんどそういうのないね。何かわかるみたい。あっ、こっち来そうだとな、とか。でも、最近のアクシデントには梅津(サックス)がつきものです。あいつはよく、人のエフェクターを踏んで通りすぎていくんです。だから、一回、落としてやろうかと思ってます(笑)」

G2「(笑)」

C「自分では気をつけてるつもりらしいんだけど、何しろ老齢だから、頭から動作にいかないの(笑)」

―仲間への思いは慈愛深くー

Q:チャボとG2、最後にお互いに対する胸のうち

C「いやー、うちのキーボードが坂本じゃなくて、良かったと思います。ステージで、あんな小難しい顔されたら困るし。そのへんが大変嬉しい(笑)それに、非常にシンプルでいいですね。なにしろ1台ですから。素晴らしいセッテングです(笑)」

Q:次は、G2の胸のうち

G2「…。(考えてる)」

C「高中(正義)じゃなくて、良かった(ささやくように)」

G2「言えてる(笑)」

C「山本恭司じゃなくてよかった(小声で)」

G2「そうね、あんまり上手い人だと、僕が横でギターを弾くなんて、とても、出来ないもの(笑)」

C「テメ、コノヤロ(笑)」

■後記/梅津さんが、チャボのエフェクターを踏んでいくというのに笑いました。RC時代から、動き回ってサックスをプレイしていました。今現在も、ライブでは、誰かのエフェクターを踏んでいるのでしょうか(笑)

家庭用PCがなかった時代、どうやってRCの記事を入手していたのか?書店で、マメに、音楽雑誌全紙をチェックしていました。この雑誌に覚えはなく、もう廃刊となっているでしょう。ただ、チャボとG2の対談が載っているという事だけで購入して、他の記事や読まなかったのでは?と思っています。

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コメント(2件)

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チャボとG2の対談!これはプレミアものです!!この頃はまだ何とか話がかみ合ってたんですね。。。チャボ、何だかいい人だなあ。
梅津さん。。。わたしもふいてしまいました(笑)復活祭武道館では、「ダンスミュージック☆あいつ(梅津)」での華麗なステップ、「スローバラード」でのソロが、特に印象に残ってます。渾身の演奏、渾身の動き、でした。
Keiko
2008/06/22 12:50
Keikoさんへ
チャボの精神状態が良かった頃の記事だったと思います。G2が脱退する時は、チャボも色々思ってたことを言ったそうで、やはり、あまりにも個性が強すぎたのだと思います。この記事でも、チャボがヴォーカルは絶対大メインと発言しているのに対して、G2は楽器の一種と答えていて、何か脱退せざるえなかったのがわかったような気がしました。バンドって難しいですね…。梅津さん、復活ライブのDVDで、RC時代と同じルックスなのにはビックリしました(若い/笑)プレイも良かったですよね☆
管理人の紅弥(べにや)
2008/06/22 15:55

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